2009年7月18日

Le 14 Juillet

7月14日には、フランス各地で一日中花火が打ちあげられます。
また慣例として消防士はダンス・チーム (bals du 14 juillet) を組んで市民に披露し、午前中にはパリで軍事パレードが開催され、フランス大統領の出席のもとシャンゼリゼ通りを行進します。
朝からテレビ中継に首ったけ。仕込みの最中、chefと抜け出してはテレビを観ていました(笑)
パリ祭は、フランスで7月14日に設けられている国民の休日(Fête Nationale)。
1789年同日に発生しフランス革命の発端となったバスチーユ監獄襲撃および、この事件の一周年を記念して翌年1790年におこなわれた建国記念日(Fête de la Fédération)が起源となっているそうです。
なお、フランスでは単に「Quatorze Juillet(7月14日)」と呼ばれ、「パリ祭」は日本だけの呼び名です。
この日は昼のみの営業でしたので、夕御飯を食べながら目の前のローヌ川で上がる花火を楽しみに待っていました。が・・・大雨が降ってきてしまったのです。
chefが「中止かもしれないけど、もし上がったら部屋に連絡してあげるね。始まるのは多分11時頃だよ。」と。
そうです。雨でもまだまだ明るいんです。
ようやく日が暮れたと思ったらもう10時過ぎてて急いで寝る支度をする慣れない日本人・・。
不安を抱えつつも学校の宿題などしながら待っていたら、始まりました!!雨の中。
隅田川の花火を見て育った私は、大の花火好き。
一人で熱海の冬の花火を見に行くこともありました。(悲しい・・)
凄いんですよ、熱海は!!
なんて今はフランス・フランス。
小さいながらも美しい花火が上がりました。大感動!!
皆は傘をさしながら見物していましたが、chefとmadameと私はホテルからのんびりと観ることが出来ました。
日本だったらこんな良いロケーションならレストランを遅くまで開けて営業するのでしょうが、フランス人はお休みはお休み、という考えなのでしょう。お陰でゆっくりと楽しむことが出来ました。
部屋に戻ってからテレビをつけると、Parisの花火が映っていました。
スケールが違います(笑)
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次の日学校に行ったらやはり雨の影響でLyonでは花火はなかったと事。
得した気分になりました。