2016年1月6日

2016.1.1
あけましておめでとうございます!
昨年中は大変お世話になりました。今年も元気に楽しいお店にできます様、
精進していきますので宜しくお願いいたします。
年始は1/7 18:00からの営業となります。
昨年11月から始めた日曜限定のランチ営業も1/9の12:00より16:00まで営業いたします。
2016.lunch

怒涛の年末営業の最中、フランスでお世話になった先生の一時帰国に合わせて、
17年前!の同級生と同窓会を開催。
なかなか帰ってこない先生なので、みんなひとつ返事で集まってくれました。
2015.12
あの頃のまま(笑)大笑いの会になりました。

2016.1.4
年始は家族と過ごした後、弾丸旅行で京都に帰省していた同級生と愛媛・松山待ち合わせで、
地元に帰った同級生を訪ねに行きました。
やっぱり厳しい時期一緒に励ましあいながら頑張った仲間はいつまででも仲良いですね。
おじさん・おばさんになってもずっと相談し合える仲間でいたいと思いました。
広島まで続く橋、しまなみ海道・来島海峡大橋を往復突っ走ってきました。
今年も勢いよく、突き進んでいきたいと思います。
皆様のご来店お待ちしております!
2016.1.5

1月のお休み
1/14㈭・1/20㈬・1/21㈭・1/28㈭お休みです。
営業時間

平日は18:00~23:00L.O
日曜日は12:00~16:00 18:00~22:00L.O

2014年12月18日

IMG_20141207_205647クリスマスも近づき、街はイルミネーションで

華やかに活気づいてきました。

今年もクリスマス期間スペシャルなワインと、限定お料理を

ご用意してお待ちしております。

先日来日されていた素晴らしいシャブリの造り手Marcel SERVINさんの

特別ワインをご用意しております。

DSC_052212月28日まで休みなく営業しております。

皆様のお越しをお待ちしております。

年始は1月6日からになります。

先日のお休み、自分へのクリスマスプレゼントとして、

千疋屋で特大パフェを食べてきました(笑)

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2013年10月10日

On apprend en faillant..

10月に入り、何だか変なお天気が続いています。
暑いのか涼しいのか…衣替えチャンスを逃す毎日です。

9月お休みを頂いて、2年ぶりにフランス旅行を楽しんでまいりました。
今回はフリープランでニース・コンドリュー・リヨン・パリと北上するコース。
2013 france 415
2013 france 402

ニースでは到着してすぐ、海岸線のバスを使って、
友人に情報収集しておいた美味しいレストランに突撃訪問。
最初から大成功なお店でテンション上がりました(笑)
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2013 france 412
綺麗な青く大きな空と海、気候にも恵まれバスツアーでエズやモナコも訪問。
2013 france 473

2013 france 482

コンドリューに移り、研修させていただいた[Hotel Bellevue]へ。
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お店の名付け親でもあるJean Paret chefも健在。
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マダム含めパティシエの息子のスタニス・サービスのクリストフ・
お掃除担当のソランジェ・相変わらずのメンバーと再会。
2013 france 520
素敵な笑顔、飾らないホッとするお料理で、楽しかった滞在を思い出しました。

リヨンに移り、旧市街を散策したり、ブションや市場やお総菜屋さんめぐり。
2013 france 535
2013 france 540
多分この時点で2KG程太っていますね…。
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牡蠣も食べちゃいました。何年振りだろ、生牡蠣。美味!
2013 france 615
行くところは大体決まってしまうのですが、
4年前通っていたリヨンの語学学校やトラムに乗ってパールデューに行ったり。
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16年前厳しい寮生活をした辻のフランス校にも訪問!
ちょうど生徒さんが研修に出た直後でしたので、
昔の自分の部屋にも入らせていただきました。勉強机もそのまま。
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授業についていくのが必至で寝る間も惜しんで勉強したあの頃を思い出しました。
2013 france 565
あの頃があるから、一緒に時を過ごした仲間とは今でも繋がっています。
みんなもういろんなレストランでシェフをしていますが、
会ったらいつもあの頃に戻れちゃうくらい濃い時間を過ごしました。
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寮の下で造っているワイン、Chateau de l’eclairとお菓子を頂き、
もうひとつのシャトードエスコフィエに連れて行っていただきました。
先生方が日本に帰る先生のお別れ会をしているというので飛び入り参加。
16年振りにお会いした高岡先生と松岡先生。変わらずエネルギッシュでした。
まず、覚えていてくださったのもうれしかったです。
懐かしい話で盛り上がりました。
その後仲良くしてくださってる佐藤先生とパリでも会う約束をして、リヨンで夕食。
途中PAUL BOCUSEの壁画で撮影会。だまし絵みたいで本当に喋っているみたいですね。
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次の日もベルクール広場で買ってきたお総菜でピクニックしたり、
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王道の[Le Nord]でいつものクネル・リヨネーズ食べてホッとして。
2013 france 551

パリに移動してまたもや食べまくりの毎日。
狙っていたエクレア屋さんや、
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2013 france 640
1845年創業の[Restaurent Polidor]に訪問。
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2013 france 647
2013 france 654
さすがに胃が疲れてきていたので、間にレバノン料理やベトナム料理を投入。
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2013 france 672
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(結果、食べているんですが・・・。)
佐藤先生に再会し、おすすめワインバーで大宴会。
数々のパリで活躍しているメンバーお知り合いになり、大笑い大騒ぎの回でした。
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最終日は学校の先輩でもある土井原さんのお店[Le Sot l’y Laisse]へ。
カフェ時代のシェフとお友達で良くお店にいらしてくださっていたので、
なんだかパリでましてやお店で再会するなんて。
いろいろお話をして頂き、刺激になりました。
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日本でも大変なのに、海外でお店を経営していくのは並大抵のことではないでしょう。
お役所対応はやっぱり大変みたいですね。
美味しいお料理とアットホームな空間で、お店の中は大満員でした。
2013 france 669
あっという間に滞在が終わり、体重が増え帰ってまいりましたが(笑)、
充実した滞在でした。
行く度にまた行きたい所が増えてしまうので、次の訪問がいつになるかわかりませんが、
また計画を立てて伺いたいです。その為にはお仕事頑張んなきゃですね。
2013 france 453
スーツケースを置き、そのまま市場に行き、あっという間に現実に引き戻されましたが、
思い出話と共に元気に営業しております。

25°超えている変な陽気なのでいつとは言えませんが、
そろそろ毎冬人気の高い白子のムニエルやクネル・リヨネーズを提供いたします。
旬の食材もお勧めでお出ししております。
皆様のご来店心よりお待ちしております。

[今月のお休み]
毎週木曜日10/3・10/10・10/17・10/24・10/31
の他第3水曜日の10/16はお休みとさせていただきます。

尚、11月21日の第3水曜日はボジョレーヌーボー解禁日の為
営業いたします。ご予約受付中ですよ!

2013年9月6日

A Rome, on fait comme les Romains.

9月になりました。
豪雨や竜巻、台風など変わりやすい異常気象で、被害のある所も沢山出てきております。
1日もはやくの回復をお祈りするのみです。

気温の変化も激しく、夏風邪をひいている方もちらほら。
私も先日冷房負けをしてしまい体調を崩しましたがやっと復活いたしました。
皆様、お気を付けくださいませ。

誠に勝手ながら9/8から9/20まで長期休暇をいただきます。
2年振りのフランス研修旅行に行ってまいります。
ニース・リヨン・パリの3都市をメインに小さな町にも伺う予定です。
ちょうどワインの収穫の時期だと思うので、もし時間と都合があったら
見学させていただこうかなと企んでおります。
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いろいろな景色、建築物、料理、ワイン、など
色々と楽しんでこようと思っております。
apg 045
9/21(土曜日)18:00から通常営業となります。
充実した旅行になるよう準備万端にして出かけたいと思います。
珍道中になると思いますが、お土産話を楽しみにしていてくださいませ。

2012年4月30日

C'était vraiment intéressant de conatater que les artisans travaillent encore comme autrefois.

GW突入!どのように皆様お過ごしでしょうか?

オーペシェグルマンは連休の木曜日も営業しております。
市場はお休みでも、農家さんから美味しい新鮮なお野菜を送っていただけるので、
お野菜たっぷりなお料理をご用意して、皆様のお越しをお待ちしております。

先月の連休を利用していつもお世話になっている栃木の農家さんを訪ねてまいりました。
お野菜を集めてくださっている“とちぎ旬菜”の佐藤さんに案内していただき計13軒!!
今回はバイトののりちゃんも初参加。彼女は八百屋さんのお嫁さんで畑に興味深々。楽しんでおりました。

まずは昨年8月にも訪れた矢口さんのアスパラ畑へ。
以前は立茎されたグリーンでカーテンのようになっていましたが、これから始まる時期なので
アスパラがよく観察できました。
畑から収穫したてのアスパラガスの甘味に大感動。太いサイズを送っていただいております。
可愛らしい矢口さんのアスパラを大事に育てているお話を聞き、より一層美味しく調理しなきゃと思いました。


こどもの日にむけて、東京では想像できないくらい大きな鯉のぼりがあちらこちらで大きな青空で泳いでいました。

お店でも大人気なサラダに入っているフルーツトマトを栽培されている村上さんへ。
トマトを糖度計ではかりながらの試食。こんな小さな美しいトマトの中の糖度は13度以上!
普通のトマトは5度平均ですから美味しいわけです。
日々研究しながら栽培されているご夫婦。尊敬します。


鈴木さんの桃の花。あと一週間ぐらいで満開ということでしたが、少しずつ美しい花がさいていました。
6月ごろ収穫できる桃が楽しみで仕方がありません。
リンゴや洋ナシも栽培しています。奥様が庭に綺麗な桔梗を植えられていたのが印象的でした。

村上さんの畑へ。きたあかりやビーツ、ブロッコリーなどを作ってらっしゃいます。
またぎゅっと味のあるインカやきたあかりをお世話になります。

高瀬さんの研究熱心なあたらしい野菜作りのお話も興味深かったです。
ねぎの作り方など豆知識のご指導をありがとうございます。
桜井さん、小室さんの畑も見学。
とれたてズッキーニをお土産に頂きました。
寡黙ながらも大変な作業をされていて、真っ黒に日焼けされたお顔をみると
送ってくださる野菜にも農家さんたちの愛情も一緒に届いているのを実感します。

荒川養殖場であゆとやしおますの見学。
久しぶりに鮎の塩焼きをいただきました。美味しかった~。

途中で素敵な桜スポットの“お丸山公園”へ。
川沿いの一面の沢山の大きな桜!東京ではもう葉桜が始まっていたので2回目のお花見。
ご家族や車椅子のご老人方が笑顔で桜見物していました。
喜連川塩谷氏の居城の跡で約300本の桜が植えられています。

喜連川温泉なすを栽培されている木村さんの農園へ。
収穫したての沢山の茄子が、かご一杯に入っていました。
温泉熱を利用した茄子栽培がこの地区で行われています。
ハウスに入ると約2500本の茄子と共にアイコトマトも一緒に植えられていました。

那須烏山市の木下さんの農園へ。
アイスプラント、ズッキーニ、お店で人気の甘いスナップエンドウの見学。
やはり採れたてスナップは甘く、皮がしっかりしていて大好きな味。
中の種もおやつ感覚でパクパク試食してしまいました。
ズッキーニの研究も真剣にされていて、後日しっかりと身のしまったズッキーニを送っていただきました。


東京の名店でもお野菜が評判な菅又さんの農園へ。
サラダ好きな私はテンション上がりっぱなしでした。
コスレタス・リバーグリーン・赤リアスからし菜・ロロロッサ・サニーサンブライトなどなど。
葉っぱが一枚一枚元気よく素晴らしい色彩で圧倒されてしまいました。
生のケールを食べたのは初めて。セロリも一目ぼれの強い濃い味で久しぶりに美味しいセロリを食べました。
早速使わせていただいております。サラダの味わいがより一層複雑で深みが出ました。
是非ご賞味ください!

田代さんの畑へ。
前回お会いできなかったのでリベンジです!
人生初の大根ほりを体験させていただきました。
もうこの時点で農家さんを楽しみすぎて、お昼抜きの私たち。
畑から直接とった採れたて野菜の試食でデトックスされました。

夕食はスタッフと共に佐藤さん、田代さん、黒毛和牛を育ててらっしゃる桜井さんと6人でお食事。
お店の方に無理を言って鬼おろしで先ほど掘った大根を卸していただきました。
愉快な盛り付けでした。もっと水分が出るのかと思いきや、程よいザクザク感で味があり、
何かメニューに使えないかな、と思案中です。

次の日は宇都宮北西部の大谷町へ大谷石見学。
資料館もありますが、震災の影響でしばらく閉館されています。
広場の大きな平和観音を拝んでまいりました。太平洋戦争の戦死者を悼み、終戦後間もない昭和23年から6年にわたって大谷石採石場跡の壁面に総手彫りでほられた26.93メートルの巨大な観音菩薩像です。
佐藤さんは小さなころ学校で訪ねたそうです。見上げると首が痛くなるくらい大きな立派な観音様。
階段も登ることもでき、街並みを一望できます。

 
前日伺えなかったとちおとめを栽培しているイチゴ菜園へ。
高設栽培をしている真面目で実直な青年のお話を聞くことができました。
いろいろ試行錯誤されながら手作業で摘み取る作業。
高設にすることによってかがむ必要がない分体への負担は少ないようですが、敷地、苗の数が半端ない・・。
大変な作業ですよ。

いろいろな農家さんに訪問することができ、とても勉強になりました。
より一層野菜と向き合いながら料理に励みたいと思います。

農家の皆様、貴重なお話をありがとうございました。
そして栃木中を車をぶんぶん楽しいお話と共に飛ばしてくださった佐藤さん、
本当に感謝しております。
またこれからもご指導よろしくお願いいたします。

5月のお休み
5/3木曜日は営業いたします。
5/10・17・24・31木曜日定休日
その他5/16第3水曜日と5/27日曜日にお休みをいただきます。

2011年10月28日

C'est quelqu'un de très travailleur!!

フランス旅行行ってきました。
リヨンから始まりコートドローヌの造り手Alain Paretさんの訪問。
以前9か月お世話になっていたAlainさんのお兄さんのレストランでの昼食。
懐かしい皆にも会えて嬉しかった!!


ブルゴーニュの造り手さんにも3軒訪問。
Domaine Fernand et Laurent Pillot ドメーヌ・フェルナン&ローラン・ピヨ
Chantal Lescure シャンタル・レスキュール
Jean-Mark Vincent ジャン・マーク・ヴァンサン
お店で使わせて頂いているワインですので、思い入れは強く、
また各造り手さんのワインに対する並々ならぬ向き合い方に、感動すら覚えました。


Bioワインと日本ならず、各国でも話題ですが、
Bio認定なんて貰わなくたって、明らかにビオ・ディナミな訳で、
虫がつくサインの美しいバラなどを植えていました。
雑草・虫の知識も半端なく、真剣に土壌・気候・ぶどうに向き合っている方々。
12月に霜が降りてブドウが傷んだところが多数あったそうです。
ある造り手さんは、思い切って苗を抜き、次の年まで作物を植え栄養を蓄えるとの判断。
両隣の畑がある中、同じ地域のワインは出荷されるのですが、
そこは今年はわずか。資金力があるというのもそれを決断出来る理由の一つですが、
ワインのこと、ワインの質を落とさないという事が第一なんですね。脱帽しました。

樽の新酒の発酵している音を聴かせてもらったり、仕込み途中のワインを試飲させていただいたり、年代別の試飲の体験。
4年前に伺った所もありますが、また新たな勉強させて頂きました。

これからもワインをもっともっと勉強していきたいと思います。
来年も行けるよう、一生懸命お仕事します!


新たなワインも増えました。是非、お試しください!

2009年12月8日

On a fait des dégustations de vin à Chavanay.

学校から急いで帰り、一緒に働いているLedovicと共に、隣町のワインカーブに遊びに行きました。
Rhone河を渡り、Condrieuコンドリューから南の方へ20分ほど進み、ブドウ畑の中を通ってぐんぐん山道を入っていきます。
私の好きなViognierを作り出すSt-joseph地区。
Condrieuから南はValence近くまで続く広い地域。赤ワインは上質のSyrahが造られています。
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Cave Grangier chantelouve 42410 CHAVANAY
ここのワインはLedovicが贔屓にしているワインとの事で、
彼はLes mirabelles というヴィオニエ100%の白ワインをケース買い。
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この白ワインと、サンジョセフの赤白と試飲させてもらいました。
本当に小さなカーブで、入った時は女性が手作業でワインのラベル貼りをしていました。
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「この前飲んだすっごい美味しい白ワインがあるんだけど、行ってみる?」とのお誘い。
もちろん行くでしょう!!
車で10分位また山道を登り、
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リンゴ畑などを見ながら到着。
Domaine Didier Morion Epitaillon 42410 CHAVANAY
入口は閉まっていましたが、Ledoがチャイムを鳴らしたら2階から顔が出てきて、OKとの事。
地元の方ならではのフレンドリーな感じ。
Ledoの言っていたすっごい美味しいワインは売れ切れてしまっていて、
残念ながら試飲はできなかったのだけれども、頂いた白ワインが本当に香り高く一本購入。
いつごろまでに飲めば美味しいよとか、何度位が一番香りがたつとか、
食事に合わせるならこれが良いとか・・色々アドバイスを頂き赤い顔して帰宅。
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来週はこのCHAVANAY地区で大きなワイン祭りがあるので、
また仕事場の皆で訪れる予定です。

2009年12月3日

On a un bon coup de fourchette!!

料理人のお友達とchamberyシャンベリーに行ってきました
lyonから電車で1時間強。
近づくにつれ車窓から雪の薄く積もった田舎のお家がちらほら見れます。山も薄化粧。
キーンと冷える雪の日の久しぶりの寒さ。
目的は一つ星レストランAtmosphèresへ。
タクシーで駅から15分程。山道をぐんぐん進みます。
着いた所は小さな可愛らしいホテル・レストラン。
目の前に大きな湖Le Bourget du Lac が広がります。
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星付きなのでちょっと豪華な感じをイメージしていたのでビックリ。
凄く温かい雰囲気の内装。
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少し早く着いちゃってうろうろしていたら、笑顔の素敵なマダムが
「寒いから入って待ってて良いわよ。」と迎え入れてくれました。
スタッフの賄い中。私は見られなかったのですが、
友人曰くとてもシンプルで、すっごい美味しそうとの事。
期待が高まります。
食前酒を飲みながらきれいに飾られたアミューズを頂きます。
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石に穴をあけて、3種類のアムーズブーシュが飾られています。
コルヌの中にサボワ地方の代表的なソースサボイヤード(チーズを使ったソース)が入ったもの・
魚のフリット・クミンの入ったガレット。
せっかくここまで来たのでMenu Dégustationをチョイス。
といっても66ユーロと破格的な安さ!
Noix de saint Jacques snackée,carotto des sables&baies de geniévres
帆立のソテー。ネズの実の風味の人参サラダを添えて。
ネズの実の独特な香りが口の中に広がります。
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Bar de ligne,cuisson basse température,rutabaga&jus coquillages
低温で火を入れたスズキ 貝のソース。
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日本人は新鮮な魚を食べ慣れているので、
ちょっとこのお魚料理はあまり私的に受け入れられませんでした。
低温料理でゆっくり火を通すことによって、臭味が倍増・・・。
皮目をパリパリに焼いて提供した方が良かったかな?
Cardons de la Coopérative du Tremblay,truffes uncinatum&Tome des bauges
カルドンの蒸し煮。トリュフと特産のチーズの軽いソース。
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カルドンはセロリやアーティーチョークのような独特な味わいで、日本でいうふきに近い繊維質のお野菜。
cardon.bmp
もともとはスペインから来た植物。
LyonやSavoie地方の名物で、グラタンにしたりオムレツに入れたりします。
Foie gras de canard épais poêlé jus citron-badiane
分厚いフォアグラのポワレ。レモンの甘酸っぱいソース。
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絶対美味しいでしょう!!みんな笑顔です(笑)
Pigeon du Vercors rôti sur l’os ,cuisson rosé,bouillon Borscht
鳩のロティ ボルシチ仕立てのソース。
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鳩は骨つきでロティされているのでふっくら焼きあがっていて、
かつ素晴らしい火入れ具合。
ボルシチ仕立てのソースは、ビーツの甘さが強調されすぎていて、
色合いは美しいのですがちょっと残念。
私の大好きな三宿のロシア料理屋さん「サモワール」さんの、
上品なボルシチの方が美味しいと思いました。(勝手だけど・・)
Fromages des pays de Savoie
サヴォア地方の山のチーズがたくさん並びます!!
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Clémentine pochée,sorbet gentiane&citron
デセールです。湯むきしたミカンとレモン風味のソルべ。
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“こたつでみかん”の日本人のイメージなのですが、綺麗にお化粧されています。
Cent pour cent Chocolat2009,feuille d’argent
100%チョコレート。銀箔付き。
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チョコレートのムースにチョコレートのグラス。
ちょうどよい上品な甘さ。
コーヒーと共に頂きます。
綺麗な盛り付け。
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お料理もかなり美味しかったのですが、私たちはサービスの方々に大感動。
星付きレストランのマダムって少し怖い印象ありませんか?(私だけ?)
なんて表現したら良いのか分からないけれど、凄く柔らかい笑顔で、ちょっと田舎っぽくて、
洋服もスーツとかじゃないんだけど、さらっとギャルソンを着れちゃうようなセンスの良い感じ・・・。
解りづらいかな・・。
私はマダムに100点満点。
以前サヴォアのワインを飲んだ時あまり口に合わなくて敬遠していて、今回も相当悩んでいたら、
ソムリエの女性が丁寧に説明してくれ、勧めてくれたワインが本当に美味しくてびっくり。
こういう味覚の美味しいドッキリは嬉しい。
ちょっと遠いけれども行く価値があったレストランでした。
夏はきっと湖が綺麗に見れて素敵だと思います。

2009年11月23日

On a bien mangé….

日曜日の営業後、皆で隣町まで夕食を食べに行きました。
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田舎町の小さなレストラン。
古くからあり、地元の方たちで盛り上がっている人気店。
牛のオブジェがたくさんあります。
玄関には等身大のウシ君!!
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サヴォア地方の料理がずらりと並びます。
chefとホテルのベットメイキングのSalangeは【racletteラクレット】をチョイス。
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シャルキュトリーと共に茹でたじゃがいもに溶かしたチーズをかけて食べるお料理。
ラクレットとはチーズ名でもあり、raclerラクレという“削り取る”という動詞も存在します。
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Kevin君と彼女は仲良く【fromage fonduチーズフォンデュ】。
卵まで入れて最後まで楽しんでいました。
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私とmarieは【tartifletteタルティフレット】
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サイコロ状に切ったジャガイモをベーコンと玉ねぎで炒め、その上にサヴォア産のチーズロブロッション(Roblochon)をたっぷりかけてオーブンへ。
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トローリ溶けたコクのあるチーズと素朴なじゃがいもの味が見事にマッチしていくらでもお腹にはいってしまう料理ですが、
前菜に山羊のチーズの乗った大きなサラダも食べたので、みんな動けなくなるほど。
翌朝までお腹いっぱいでした・・。

2009年11月17日

le pâché mignon.

こちらに来て随分と料理の本を購入してしまいました。
本屋さんに行くたび、料理本コーナーで何時間も立ち読み・・。
随分厳選したはずなんですが、結果山積み状態。
新しい料理の組み合わせとか伝統料理、地方料理のレシピなど
興味をそそるものばかりで。
郵便局から送る荷物を整理しながら、本を読み返したりして全然進まない荷造り作業。小さな頃から同じ。
部屋の掃除をするたび古い雑誌とかに夢中になっちゃって全然作業が進まない子でした。
そんな中、本の中に香辛料専門店を発見。
先日友達に教えて貰ったお店と近いことが判明し、行ってきました。
BAHADOURIANPlace Djebrael Bahadourian 04.78.60.32.10
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色々な種類の香辛料、ヴィネガー、オイル・オリーブやドライフルーツ、ナッツ類の量り売り、コンフィチュールなどなど何でも揃います。
ここでもわくわくしちゃって2時間ほど滞在・・・。
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フォアグラをマリネする時に使うお塩やエピス、オレンジフラワーウォーターなどを購入。
また荷物が増えちゃいました・・。

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