いきなり寒くなってしまったこの頃・・。体調を崩す方が増えていますね。
仕事帰り、雨の中自転車で帰宅した日の翌朝、声が出なくなり
あわてて病院に駆け込みお薬をもらいました。
もうだいぶ良くなりましたが、下北沢レ・リヤン時代、
体調を壊して泣く泣くお店を休まなくてはいけなかった時は、
本当に悔しかったので、健康には気をつけていこうと思いました。
そんな中、よしもとばななさんの小説【もしもし下北沢】が9月25日に発売となりました。
お父さんが知らない女と心中してしまった。残された私は、自分の人生をやり直すため、下北沢に部屋を借り、近所の小さなビストロで働き始めた。
ところが、ようやく日常生活を取り戻しつつあった頃、突然お母さんが私の部屋に転がり込んできて、奇妙な共同生活が始まる。
決して埋めることのできない喪失感、孤独を抱える母娘を下北沢の街がやさしく包み込む――。
どこにでもある、でも、たったひとつの人と街の愛しい物語。
下北沢の実在するお店が色々と小説に登場するのですが、
嬉しい事に主人公の女の子が働くビストロでレ・リヤンを使って頂きました。
ばななさんはオープン当初からレ・リヤンを暖かく応援してくださり、
建て壊しが決まった時は本当に悲しんでくださいました。
建物がなくなっても、素敵な本の中に、皆さんの記憶の中にレ・リヤンが残っているという事を
とても光栄に思います。
有難うございます。
是非、お時間ありましたら【もしもし下北沢】を読んでいただけると幸いです。