5月の連休中、以前の食器やグラス類を洗浄したり、追加工事でバタバタしたり、収納場所を考えたり・・、なんだか緊張してきました。
それにしても、私の大好きなEmile Henry(エミール・アンリ)の食器の多いこと・・。
大きなタジン鍋に始まり、小皿が60個以上・・。
フランス留学時代にもかなり購入してしまったのでまた倍増・・。
少しシックに仕上がったお店にどのような色彩効果が出るのかが楽しみです。
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壁紙を張る前の状態ですが、奥に私の好きな朱赤のポイントを入れて頂きました。
所どころに赤が潜んでいる店内。
入口は下町育ちの私の憧れの引き戸に決定。
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ガラガラ・・「やってる?」って言いたくなるお店にしたいのです。
まさに洋風赤提灯!!!
5月9日の13:00から20:00のオープニングパーティ、
皆様をお待ちしております!!
グランドオープンは5月12日(水)18:00からです。
小さなお店ですので、ご予約を頂けると幸いです。
最初ばたばたしないよう、準備をしっかりしたいと思います。
皆様にお会いできることを楽しみにしております!!!
2010年5月4日
Pourrais-je vous revoir??
2010年4月23日
Que ça reste entre nous…
あっという間に4月も後半です。
希望の工事完成日からは、いろいろと問題などが出てきて
何となく延びております…。
でも、デザイナーさん・工事現場の方々は本当に一生懸命私の希望を聞いてくださり、着々と理想の空間へと日々近づいております。
それと同時に役所の手続き、PC作業など慣れないことばかりで頭の中は大混乱しています(笑)
お店を新たに始めるという事はエネルギーが必要ですね。
新しいお店の名前ですが、
Au péché gourmand(オー・ペシェ・グルマン)と変わります。
訳すと【食いしん坊の罪】と言う意味になります。
フランスで言い伝えられる『7つの大罪(すべての罪の源とみなされる7つの罪』の中の1つ
『La gourmandise(貧食)』から引用されました。
「食」は美味しい物、生きる為に食べることにも意味があるけれども、
調理人にとってもゴールがない世界で本当に罪深いものだと意味も込め、
2009年フランス・コンドリューのホテルレストランで修業した時にシェフに名付けていただきました。
調理の世界は本当に厳しい世界ですが、小さな頃から「作った料理を食べてもらう嬉しさ」という
感情は変わらず、また「調理人になる」という夢を持ちつつ修行してまいりました。
いろいろな先輩の下でフランス料理を学ばせて頂いた今までの経験を生かし、
女性シェフとしての新しい目線で表現していける料理を提供していきたいと思っています。
予定でうまくいけば5月12日(水)18:00からのオープンとなります。
まだ定休日は決めておりません。
しばらくの間はディナータイムのみ営業しております。
今後きちんとしたホームページを作っていただく予定ですので、
それまでここでチェックして頂けたらと思います。
まだまだきちんとした報告はできませんが、以前住所を頂いていたお客様にはDMを送る予定でおります。
5月に入りましたらポストをご確認ください。
また引っ越してしまった、とか住所を頂いていないお客様はコメント欄に頂けると幸いです。
承認してからのコメント欄ですので責任を持って書き写し、削除させて頂きます。
皆様にお会いできるのを楽しみにしております。
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まだまだですね・・・。大忙しです!!
2010年3月30日
動き出します!!
2009年12月30日帰国以来、いろいろと物件を探して歩き回っておりました。
とうとう良い物件に出会い、動き出しました。
下北沢からは少し離れますが、素敵な魅力的な商店街のある街
「笹塚」に良い空間を作りべく、内装業者さんと打ち合わせをしながら
進んでおります。
今回はカウンターメインで、お客様とお話ししながらお料理を提供し、
奥には念願のソファー席もご用意するつもりでおります。
もちろん「Les liens」時代と変わらずお子様もOKです。
4月終わりにはオープンのご案内が出来ると思います。
「Les liens」をオープンした時から変わらない「お客様が喜んでいただけるお料理、気軽な空間を作っていく」という小さな頃からの願いを大切にゆっくりと進んでいきたいと思っております。
店名は2009年の留学でお世話になったレストランのシェフに名付けて頂いた名前にかわります。
そのことも含め、皆様にまたご報告いたします。
これからもよろしくお願いいたします。
吉澤
2009年12月27日
Le dernier jour ou je travaille!!
クリスマスの昼営業は満席。
忙しく楽しくサービスが出来ました。
以前賄いでお寿司と餃子を作って、皆に食べてもらったのですが
大好評で、可笑しいかな突き出しとして出すAmuse boucheで、
海苔をライスペーパーに変えて、具を2種類牛肉とエビで提供することになり、
久し振りの生春巻きの作業をしました。
下北沢でベトナム料理のバイトをしていた時たくさん練習したため、
技が活かせました。まさかフランスで巻くとは思ってなかった・・。
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前菜は2種類からチョイス。
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シャポンのガランティーヌ
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帆立のポワレとエクルビスのサモサ、サフラン風味のリゾット添え
メインは魚・肉の2皿。
この時点で仕事に追われてしまい写真は無し・・。
魚はロット、お肉は鴨のオレンジソース。王道メニュー。
つまみ食いしながら。美味なんですもの。
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クリスマス特別デザート。
クレマンティーヌ(小さいミカン)風味のクリームのミルフュイユ仕立て。
メレンゲに包まれたチェリーのアイス。
可愛い・・。サービス泣かせで、何回も倒れててイライラしてた(笑)
あっという間に最後の営業。
皆と一緒に写真を撮ったり、シャンパーニュ・ビールを飲んだりして談笑。
寄せ書き付きの4kgもある素敵な料理本のプレゼントまで!!
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素晴らしい仲間に出会い、支えられて過ごせて来れたことをとても幸せに思います。
chefに新しいお店の名前を付けていただきました。
日本に帰ってお店を見つけ、準備が整ったら皆さんに報告したいと思います。
レ・リヤンを露崎館建て壊しのため閉店し、勇気を出してフランスに来て本当に良かった。
まさかこの歳になってバカンス以外で滞在するとは考えてもみませんでした。
人生何が起こるかわかりません。自分の人生なのに。
凄く色々な文化や料理なとを冷静に見直せた滞在でした。
この経験を生かし、皆さんにお料理を提供できる日を楽しみにしております。
有難うございました!!!
2009年12月24日
Le réveillon de Noel
24日の営業。
クリスマスイブの夜とクリスマスは家族で過ごす日なので、昼の営業のみ。
日本のクリスマスと真反対。
フランスではクリスマスは家族で、年越し・正月は友達と大騒ぎするとの事。
なので日本で言うおせちにかわる家族で過ごすための仕出し作業にも追われながらの仕込み。
これはホロホロ鳥に鶏の肝臓・モリーユ茸・マロンを詰めた前菜。
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賄いはじっくり火を通したChapon.
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アプロンティ君たちが試験みたいに鶏の解体をやろうとしていたんだけれども、結局「失敗したくないから・・」って包丁を渡されました。
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夜はシェフとマダムと3人でDVDを観ながらゆっくり食事。
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コンドリューの白ワインとフォアグラテリーヌとスモークサーモンの前菜。
メインは小鯛のポアレ ソースカタルーニャ(チョリソーのソース)。
2人ともDVDの操作が分からなくて、10分くらい始らなかったけど、リモコン渡してもらってやってみたら
結構簡単にできてかなり褒められました(笑)
両親とそっくりで笑っちゃった。
明日の夜は息子と彼女・おばあさまなど大人数でお食事会です。
2009年12月23日
gourmande comme un chat
最後の訪問となるLyonへ。
お昼を食べる目的で友達と駅前のCafeで待ち合わせたのですが、
ひょんなことで予定変更。
朝の10:30過ぎ。
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以前ブログ内で紹介したLes halles de lyonで色々食材を見ていたら、
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美味しい生ガキとmaconの白ワインで乾杯ってな事に。
名前を覚えて店員さんにカウンターで言う仕組みなんだけど・・。
結局覚えられず、売り場まで連れて行った私(笑)
ブルターニュ産の2種類をチョイス。
大当たりでクリーミーなのとさっぱりした味の違う牡蠣でした。
クリーミーな方は店員さんが「脂がある」っていう表現をしていて、勉強になりました。
そして私の大好きな内装・雰囲気のメルシエ通り沿いにある【les enfants terribles】へ。
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王道のブション料理を満喫して、クリスマスのイルミネーションに飾られたlyonの町をたくさん歩きました。
いろんな思い出が詰まった町。
色々な所に心の中で「有難う」を言いながら歩いた感慨深い日でした。
2009年12月22日
Musée de l’alambic et Cave Saint-Désirat
月曜日、Salangeに連れられて社会科見学。
近くのArdèche県にあるMusée de l’alambicに行ってきました。
車窓から見える木々。
リンゴの木と洋ナシの木とブドウの木。
ついた所はPoire Williams 洋ナシのオードヴィで知られる蒸留所。
博物館も併設されていて工場内を見学。
綺麗な瓶の展示の数々。
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クリスマスが近いので、同じ工場内でL’atelier du Père Noelの展示があり、冬休みに入った子供たちで溢れかえっていました。
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夢のような空間の中から抜け出し、少し移動して、
ワインのカーブへ。
Ardèche県の北に位置するCôte du Rhône地方。
Cave Saint-Désiratへ。
ブドウ品種はGamay・syrah・Marsanne・Viognier。
Expoが開催されていて、こんな可愛い説明。
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あるSt-Josephの味わいの表現。
チェリーやカシス・凝縮した黒スグリの香り。
おしゃれな演出ですね。
2009年12月21日
Quand il fait froid,on mange ça!!
2009年12月18日
Il tombe de la neige!!
2009年12月13日
MARCHE AUX VINS DE CHAVANAY
土曜日の休憩時間、隣町でワインの試飲会があるので、
ソムリエのChistepheに誘われ参加してきました。
小さなホールの中に50の生産者がスタンドを出し、色々試飲できます。
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CHAVANAY地区で古くから続くMARCHE AUX VINS。今年で86回目だそうです。
入るまでに日本で言う物産展みたいな地元の名産を売っているブースもあったり。
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これはフロマージュリー。試食の量も半端なく大きくて豪快。
会場の中は大満員。
Condrieuコンドリュー・St-josephサンジョセフ・Cote Rotieコートロティのワインが並びます。
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Chistepheのアドバイスを受けつつ、おいしいワインを探します。
生産者といえども地元の方々なので、自己紹介しながら試飲(笑)
さすがに日本人はいなく、ちょっとはぐれたりしたら皆が「あそこにいたよ。」とか教えてくれたりして・・。
なんだかへんな感じでした。
ここはChristepheお勧めのDomaine du Monteillet。
まだ30代初めの息子さんが後を継いでワイン造りをしているとの事。
2006年・2007年と畑違い・年違いで飲み比べ。
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まだまだ詳しくソムリエみたいに分析やらは出来ないけれども
「これは好きな感じ」というのは私の中であり(人それぞれの好みなので正解とは限りませんが)
あるブースでハッとするような凄く好みのワインがあって、クリストフを呼んで試飲させたら
彼も感動してくれて、
生産者さんからいろいろ話を聞かせてもらいながら種類別に試飲させていただきました。
これが最高でした。
Finon Pierre ST-JOSEPH 【La Caprice d’héloise 2007】
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きっと日本でも扱っているワインがあると思いますが、
私の気に入ったDomaineドメーヌです。
・Domaine du Monteillet
・Morion Didier(先日Ludoと訪れた所。St-Josephも繊細な味わい)
・De Boisseyt-Chol
・Finon Pierre
ちょっとした食べ物のブースもあり、
1ユーロでおいしいパンに2分の1のこの地方特産の山羊チーズ(Rigotte de Condrieu)がのったカナッペやら、サンドウィッチをつまみ食いしながらの試飲会。
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ディナーのサービスの時間が迫り、帰らなきゃねと話して、
「最後においしいやつを一杯飲んで帰ろう」とことになり、
私はさっきのブースへ行き多めに頂いて出口のところで待っていたら、
chistepheが全然戻ってこなく…。最後の5杯して来たとのこと・・。
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日本でもそうですが、試飲会って色々飲み比べが出来るので、
勉強になりますね。
忙しかったり、時間が合わなかったりであまりいけなかったのですが、
これからはきちんと参加したいと思います。

